一般的な髪の太さは？

日本人の平均的な髪の太さは0.08～0.1mmほどで、0.06mm以下の場合は細い髪と判断されます。0.1mmよりも太ければ、太い髪だと言えるでしょう。

髪が生え始めたばかりの頃や抜ける前の退行期と言われる髪は、0.05mmほどだと言われています。

細い髪・太い髪はどう判断する？

自分の髪が細い髪か太い髪かは、以下の手順で簡単に確認できます。

• 短めな髪の毛を一本抜く
• 髪を横に持つ
• 垂れるまでの時間を見る

太い髪は横に持っても、しばらくピンとしています。一方、細い髪はピンとした状態を保つことができず、横にするとすぐに垂れてしまいます。

細い髪はなぜぺたんこになってしまう？

細い髪がぺたんこになってしまうのはなぜでしょうか。大きな理由は、ボリュームのなさです。

細い髪か太い髪か判断する方法でも軽く触れましたが、細い髪はすぐに垂れてしまいます。太さがないためどうしても弱くなってしまい、せっかくヘアセットをして根本を立てても、ぺたんこになりやすくなってしまうのです。

また、細い髪は太い髪に比べて摩擦によるダメージを受けやすいです。他の髪に触れる面積が大きいため摩擦が起きやすく、結果として髪が傷んでしまいます。傷んだ髪は、やはり元気が足りずに垂れてしまい、ぺたんこな状態になりやすいのです。

髪の分け目が目立ちやすい

細い髪は体積が小さく頭皮が見えやすいため、分け目も目立ちやすいです。鏡で見たときについ目がいってしまいますし、人からどのように見えるかも気になってしまうでしょう。

分け目が気になるのであれば、分け目をいつもと変えてみるようにしましょう。分け目のクセがついてしまうと、分け目周辺の髪が根本からくっきり倒れてしまいます。

根本がふんわりしていれば分け目が目立ちにくくなり、ボリューム感も出やすくなります。

髪の毛がすぐに絡まってしまう

細い髪は柔らかくピンとした強さがあまりないため、他の髪の毛とすぐに絡まってしまいます。ほどくのが面倒でつい引っ張ってしまいがちですが、ダメージの原因になるため危険です。

髪の毛が絡まってしまったら、ブラシでゆっくり少しずつとかしていきましょう。毛先から徐々に頭皮のほうへ移動するようにほぐしていくと、最小限の負担で絡まりをほどくことができます。

シャンプーでの日頃のケアが重要

細い髪をダメージから守るためには、シャンプーでの日頃のケアが重要です。以下の点を押さえましょう。

• シャンプーをする前に丁寧にブラッシングする
• お湯でよく洗う
• シャンプーはよく泡立てる
• シャンプーが残らないよう丁寧にすすぐ
• タオルドライをしたうえで、しっかりドライヤーで乾かす

誤ったシャンプーの仕方が原因で細い髪になってしまう、あるいはボリューム感が失われてしまうこともあります。日頃のケアについてしっかり意識することが大切です。