コシやハリのない細い髪

髪は加齢にともなって、水分量や皮脂量が低下していきます。すると、コシやハリのないパサついた見た目になってしまうのです。

また、髪の細胞が老化していくことで、細い髪の毛になっていきます。そうなると、ボリューム感のない、ぺたんとした印象となってしまいます。

エイジングケアをしないとうねりも出てくる

特に癖毛というわけではなかったのにうねりが出てくるようになるのも、エイジングケアが足りていないときの特徴です。

髪が老化していくと、これまでと同じようなヘアケアでは足りなくなってしまいます。ストレートのヘアスタイルが難しい、うねりがひどくてまとまらないという状態が気になるなら、老化のサインだと考えられるでしょう。

見た目年齢に印象を与える

エイジングケアが足りていない髪は、見た目の年齢に大きな印象を与えます。実年齢が同じであっても、ハリやコシのあるストレートヘアとボリューム感のないうねり髪では、印象がまったく違います。

髪のエイジングケアをしていないと、年齢よりも上に見られてしまう可能性が高いです。髪の見た目は、エイジングケアである程度改善できます。老化のサインを無視せず、髪もしっかりエイジングケアをしましょう。

加齢によって女性ホルモンなどが減ることが大きな原因

エイジング毛となってしまう主な原因は次のとおりです。

• 女性ホルモンの減少
• ヒアルロン酸の減少
• 活性酸素の増加

女性ホルモンは、30～40代あたりから減少していきます。女性ホルモンは、頭皮の水分を守るために必要なコラーゲンを増やす働きをします。女性ホルモン減少によってコラーゲンが減少することにより、頭皮の老化や髪のハリがなくなってしまうのです。

ヒアルロン酸も頭皮の水分を保つために必要な成分です。こちらも30代あたりから減少し、髪の成長が損なわれてしまいます。結果として、エイジング毛の特徴である細い髪になってしまうのです。

エイジング毛のわかりやすい特徴の一つである白髪は、活性酸素の増加が大きな原因です。40代あたりで抗酸化力が一気に下がってしまうため、必然的に活性酸素が増えるようになります。

エイジングケアが必要か判断しましょう

髪のエイジングケアについてはまだあまり浸透していないため、必要性がイメージしにくいかもしれません。エイジングケアが必要かどうかは、以下の方法で簡単に判断できます。

以下の項目に当てはまったらエイジング毛である可能性が高いため、ケアが必要です。ぜひチェックしてみましょう。

• うねりが目立つようになってきた
• コシやハリがなく弱って見える
• 髪がパサつき潤いを感じられない
• 根元のざらつきが気になる
• 髪の傷みがひどくなった
• ブローなどのケアをしてもツヤがない