女性ホルモンの減少・ホルモンバランスの乱れ

髪質変化の大きな原因は、年齢にともなう女性ホルモンの減少・ホルモンバランスの乱れです。

女性ホルモンに多く含まれるエストロゲンは、40代から50代あたりで大きく減少します。特に閉経は、ホルモンバランスの変化に大きく関係するできごとです。

女性ホルモンは髪の成長や維持に大きく影響します。女性ホルモンの濃度が高いほど髪が抜けにくくなります。女性ホルモンが少ないと、髪の退行期が早くなり、細く抜けやすい髪になってしまうのです。

女性ホルモンの減少・ホルモンバランスの乱れによって、必然的に髪質が変化し、老化を引き起こします。

40代以降に多く見られる髪トラブル

40代以降の女性に多く見られる髪トラブルをご紹介いたします。主な髪トラブルは以下のとおりです。

• 髪にうねりが発生する
• 髪が細くなる
• 髪のボリューム感が減り、ぺたんとした印象になる
• 髪が抜けやすくなる
• 髪の潤いが減り、パサつきが目立つ

女性ホルモンの乱れにより、これまでと同じヘアケアでは髪質の変化は防げません。このようなトラブルが見られたら、エイジングケアが必要だと判断してよいでしょう。

保湿力の高いアミノ酸シャンプーがおすすめ

髪の老化によるパサつきやうねりなどの変化には、潤いの減少が大きく関係します。そのため、しっかりと保湿することが大切です。

エイジングケアにおすすめなのが、潤いを保ちながらも汚れをしっかり落としてくれるアミノ酸配合のシャンプーです。アミノ酸シャンプーは洗浄力が強すぎないため、必要な皮脂まで洗い流してしまうのを防いでくれます。

また、アミノ酸は頭皮や髪の潤いを保つ成分でもあります。乾燥がパサつきやうねりの大きな原因です。そのため、保湿力のあるアミノ酸シャンプーが効果的だと言えるでしょう。

ボリューム感を出すにはノンシリコンタイプを選ぼう

髪の老化が進み細くなってしまうと、ボリューム感が低下してしまいます。ボリューム感が気になるのであれば、ノンシリコンタイプのシャンプーを選びましょう。

シリコンが配合されたシャンプーは、肌触りがよくしっかりまとまる髪にしてくれる一方で、髪をキューティクルでコーティングするため、重さに負けてぺたっとしてしまうこともあります。

そのため、ボリューム感を出したいのであれば、ノンシリコンタイプのシャンプーがおすすめです。